M＆A用語集として、日々のM＆A実務の中で使われる用語をまとめています。

M&Aにおける企業価値の評価方法の一つで、株価を用いて評価します。非公開の場合、同業など似たタイプの会社の株価又は似たような会社の取引事例で評価します。

マンデートとは、直訳すると「委任された権限」のことで、委任状のことを指します。具体的には、企業が株式発行等により資金調達を行う際に、証券会社等の金融機関がその企業から業務の委任を受けることをいい、M&Aにおいては、アレンジャーが受託する、クロージングまでの作業の統括に対する依頼（ないし仲介依頼書）のことをいいます。

合併などの企業結合を行う際の会計処理の一つで、取り込む企業（被結合企業）の資産、負債、資本をすべて帳簿価額で引き継ぐ方法です。パーチェス法とは異なり、「のれん」は計上されません。この処理方法は国際会計基準や米国会計基準で認められておらず、わが国においても、廃止が決定されています。