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2018/12/06

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武田薬品工業が12月5日にインテックス大阪(大阪市)で開催した臨時総会には、株主約850人が参加しました。
2時間半かけて買収の是非を議論した結果、行使された議決権のうち90%近くが同意となりました。
アイルランド製薬大手シャイアーの買収について、創業家の一部が反対していましたが株主の過半を占める機関投資家が賛成し、株主全体の3分の2以上の同意を得ることができました。
2019年1月にも7兆円弱を投じる巨額買収が成立し、売上高世界トップ10に入る日本発メガファーマ(巨大製薬会社)が始動します。
シャイアーが日本時間5日夜に開く総会で同意が決まれば具体的な買収手続きに入ることになります。
クリストフ・ウェバー社長は総会の冒頭で買収の意義を説明し、「年間4000億円以上の研究開発投資が可能になる。世界でも競争力のある水準だ」と述べ、新薬の研究開発や営業面でも規模の拡大がメリットをもたらすと強調しました。

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